학력
2003/03 関西大学 文学部 史学地理学科 卒業
2006/03 大阪大学大学院 文学研究科 文化形態論専攻 博士課程前期課程 修了
2008/09-2010/03 浙江大学 人文学院 留学
2012/03 大阪大学大学院 文学研究科 文化形態論専攻 博士課程後期課程 修了
경력
2011/02-2015/3 大阪大学 文学研究科 特任研究員
2013/04/-2015/03 四天王寺大学 人文学部 非常勤講師
2016/04-2017/03 大阪大学 文学研究科 招へい研究員
2016/09/-2018/03 甲南大学 文学部 非常勤講師
2016/10/-2018/03 大阪大学 全学教育推進機構 非常勤講師
2017/04/- 立命館大学 講師
연구활동
■論文
山本一「南京関係地理空間情報の紹介と利用の可能性」『近代東アジア土地調査事業研究』2017、pp. 83-100。
山本一「「査田定産工作」からみる1950年代初、中国農村の土地所有」『近代東アジア土地調査事業研究』2017、pp. 412-431。
山本一、小林茂「1943~1945年アメリカ軍撮影の空中写真による中国大陸のターゲット・チャート」『近代東アジア土地調査事業研究ニューズレター』7、2016 、pp. 27-44。
山本一「清末山西省の財政改革と「局所」」『社会経済史学』79-4、2014、pp. 37-55。
山本一「清代、督撫による地方官人事規定の形成と運用」『東洋学報』95-3、2013、pp. 29-61。
■研究分野
近世近代中国の行政・制度史、近現代中国の土地行政
・研究概要
日本の近代化は明治維新という大転換を経てなされました。中国も辛亥革命によってアジア初の共和制へと転換しましたが、洋務運動や立憲君主といった近代化への動きは辛亥革命以前から行われていました。これは単に欧米や日本の影響を受けただけではなく、清朝の行政制度や統治システムの中に、近代化への諸改革を内包できるだけの柔軟な構造があったと考えています。そう考えてみると、皇帝の専制も異なった一面をみせてくれます。行政・官僚制度とその運用実態を読み解いていくことで、中国の王朝統治の特徴を明らかにしたいと思っています。