广东外语外贸大学
学校首页| 日语语言文化学院

金津 日出美

作者: 时间:2018-05-23 点击数:

金津 日出美

  • 직위/보직 准教授

학력

1991/03  立命館大学  文学部  史学科 日本史学専攻  卒業
1995/03  立命館大学大学院  文学研究科  史学専攻 日本史専修  博士課程前期課程  修了
2000/03  大阪大学大学院  文学研究科  日本学専攻  博士課程後期課程  修了

경력

1995/09-1999/03  姫路日ノ本学園短期大学 非常勤講師
1998/04-2005/03  京都光華女子大学 非常勤講師
1999/04-2004/09  立命館大学 非常勤講師
2000/10-2001/03  千葉大学 非常勤講師
2001/10-2002/03  大阪大学 非常勤講師
2003/04-2003/09  甲子園大学 非常勤講師
2004/09-2007/08  新羅大学校師範大学日語教育科・専任講師
2008/03-2011/02  高麗大学校文科大学日語日文学科・助教授
2011/03-2017/02  高麗大学校文科大学日語日文学科・副教授
2017/04-  立命館大学文学部東アジア研究学域・准教授

연구활동

■著書
桂島宣弘・金津日出美『(改訂版)留学生のための日本事情入門 -1冊でわかる最新日本の総合的紹介』文理閣、2017。
李賢珍・金津日出美(翻訳)『京城の日本語探偵作品集』(韓国語)、学古房、2014。
李正旭、金津日出美、兪在真(翻訳)『思想戦の記録―朝鮮の防共運動』(韓国語)、学古房、2014。
徐勝監修、庵逧由香・金津日出美編集『現代韓国民主主義の新展開』御茶の水書房、2008。

■論文
金津日出美「植民地朝鮮における「行旅病死人」、その状況と対応」『部落問題研究』221、2017、pp. 66-85。
金津日出美「植民地朝鮮の行旅病死者と宗教団体」(韓国語)『韓国宗教』41、2017、pp. 133-152。
金津日出美「帝国の情報空間と移動する人々―雑誌『朝鮮及満洲』一問一答欄にみる多方向的情報交換」『日本思想史研究会会報』31、2015、pp. 52-68。
金津日出美・金成恩「近代医学教育と翻訳―今田束『実用解剖学』翻訳を中心に」(韓国語)『日本語文学』64、2014、pp. 501-524。
金津日出美「“東亜医学”的相関問題――‘提携、合作’的医学」(中国語)『日本学』18、2013、pp. 52-65。
金津日出美「東アジア近現代をいかに記述するか」『日本思想史研究会会報』29、2012、pp. 7-15。
金津日出美「沈積する〈日本沈没〉の物語」『日本近代学研究』38、2012、pp. 111-130。
金津日出美「「東亜医学」と帝国の学知―「提携・連携」と侵略のはざまで」『日本学報』90、2012、pp. 203-214。
金津日出美「志賀重昂『日本風景論』の一断面―〈表/裏〉の政治地理学」『外国学研究』14/ 2、2010、、pp. 511-528。
金津日出美「韓国における「東アジア史」科目の新設」『日本思想史研究会会報』27、2010、pp. 12-23。
金津日出美「‘女性'を語る医学知―帝国日本と産科学」(韓国語)『日本歴史研究』28、2008、pp. 29-60。
金津日出美「植民地近代性とジェンダー研究」『女性史学』18、2008、pp. 92-99。
金津日出美「日本における女性史研究の現況」(韓国語)『白楊人文論集』12、2007、pp. 208-301。
金津日出美「韓国におけるジェンダー研究の動向」『東アジアの思想と文化』1、2005、pp. 101-106。
金津日出美「近世日本における「堕胎・間引」への視線の変容」『東アジア:比較と展望』2005/03、2005、pp.  131-147。
金津日出美「江戸期における生殖機能と両性の身体」『教育』54/ 10、2004、pp. 41-50。
Hidemi KANAZU, ‘The Criminalization of Abortion in Meiji Japan’, “U.S.-JAPAN WOMEN’S JOURNAL”24、2003、pp. 35-58。
金津日出美「江戸期産術書にみられる生殖論―〈産む身体〉とは誰の身体か―」『日本思想史研究会会報』20、2003、pp. 152-164。
金津日出美「18世紀日本の身体図にみる女と男」『歴史学研究』764、2002、pp. 26-40。
金津日出美「構成される「日本婦人」と骨盤への視線」『懐徳』67、1999、pp. 50-68。
金津日出美「戦前立命館における「学校衛生」制度」『立命館百年史紀要』6、1998、pp. 191-222。
金津日出美「〈日本産科学〉の成立―起源の発見と賀川流産科術」『江戸の思想』6、1997、pp. 63-78。
金津日出美「近代初頭の「堕胎・間引」教導策とその目的」『日本学報』16、1997、pp. 47-67。
金津日出美「ジェンダー史研究の課題―上野千鶴子「歴史学とフェミニズム」をてがかりに」『日本思想史研究会会報』14、1996、pp. 42-46。
金津日出美「近代日本における「堕胎ノ罪」の成立」『女性史学』6、1996、pp. 26-43。

■研究分野
・東アジアの近代空間と身体
・帝国日本と漢医学の歴史的展開
・帝国日本における人的移動と貧困・病・死

・研究概要
帝国日本における医学・医療空間の歴史的考察
帝国日本の版図において繰り広げられた帝国医療を、近代医学だけでなく漢医学をも視野に入れつつ、その偏差と治療・救済の様相を明らかにすることに主眼を置いている。具体的には、以下の3つのテーマから研究を進めている。
(1) 近来、知識人世界における中華主義の圧倒的力のなかでの「日本中華主義」「朝鮮中華主義」の成立に関する思想史研究や、近代西洋医学導入後の身体観の変容に関する医学思想研究が精力的に行われているが、前近代の身体観が宇宙観や自然観と一体であったことを鑑みるならば、両者を接続する視点からの研究が必要である。また、その様相は日本のみに限定されたものではなく、同じく近代を迎えた中国・朝鮮などの動向と共時的に進行した。中国や朝鮮の近代を念頭に置きながら、東アジアの近代空間と身体の問題を捉えることを課題としている。
(2) 近代東アジア空間における医学・医療はまずは日本において進められ、それをモデル、もしくは移植する形で進行した。近年、そうした東アジアにおける近代医学、特に植民地医学・医療研究は欧米の動向を睨みながら研究されてきている。その一方で、「伝統医学」「遅れた医学」とされた漢医学については前近代に焦点が置かれる傾向がある。こうした研究状況を踏まえ、近代東アジア空間での漢医学の様相を、植民地統治、近代知の連鎖といった視角から捉え返し、植民地医学・医療の総体的把握をめざす。
(3) 帝国の成立は本国、植民地を問わず、大規模な人口移動を生じさせ、労働力の流動化を進行させた。そうした新たな局面は貧困・病に喘ぎ、斃れる人びとを帝国の空間に溢れさせたが、それらの人びとに対していかなる治療・救済が施されたのか。植民地統治と社会事業の関係や、治療に携わる医療と救済に携わる宗教の様相に関する歴史的考察を進めている。

地址:中国广州市白云区白云大道北2号 510420 (北校区)
广东外语外贸大学亚洲校园版权所有©